津田沼教会 牧師のメッセージ
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「主イエスと共に生きる」(マタイ5:21-37)
マタイ5:21-37、2014年2月9日、顕現節第6主日(典礼色―緑―)、申命記30:15-20、コリントの信徒への手紙一2:6-13
 
マタイ5:21-37
「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。あなたを訴える人と一緒に道を行く場合、途中で早く和解しなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、あなたは牢に投げ込まれるにちがいない。はっきり言っておく。最後の一クァドランスを返すまで、決してそこから出ることはできない。」

 「あなたがたも聞いているとおり、『姦淫するな』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。もし、右の手が
あなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がましである。」

 「『妻を離縁する者は、離縁状を渡せ』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。不法な結婚でもないのに妻を離縁する者はだれでも、その女に姦通の罪を犯させることになる。離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」

 「また、あなたがたも聞いているとおり、昔の人は、『偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。あなたがたは、『然り、然り』『否、否』と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。」




説教「主イエスと共に生きる」(マタイ5:21-37)
今日のマタイの記事は、十戒等の命令に対する主イエスの反対命題とも言うべき言葉からなっています。
あなた方は、聞いている。すなわち、昔の人々にこう言われていうことを。すなわち、あなたは、殺してはならないと。しかし、私はあなた方に言う、兄弟に対して怒る者は、裁きの責めを負う。
兄弟に「うすのろ」とののしる者は、最高法院における責めを負う。また、「馬鹿」という者は、火のゲーナ、すなわち、地獄への責めを負うと。
兄弟に怒りを抱くことから、殺すことも生まれてくることは、アダムとエバの長男カインが兄弟アベルをねたみ、怒ってあげくのはて殺してしまったことから、私たちは、十分にうかがい知ることができます。殺すことに至る怒りという根本原因をなくしてしまわないことには、真の解決にならないのです。
次に、主は、あなた方は、姦淫するなと言われている。しかし、私は言うが、女の人を彼女を欲望することに向かって見る者は、既に心の中で彼女と姦淫したのである。あなたの右の目が躓かせるなら、えぐり出して、投じなさい。体の一部を失って、全身が火のゲーナに出て行かない方があなたにとって益である。もし、あなたの右手があなたを躓かせるなら、切り取って、捨ててしまいなさい。体の一部を失って、全身がゲーナへと入らないことがあなたにとって益である、と主は言われています。新共同訳は、他人の妻をみだらな思いで見る者はと訳していますが、原文は女の人をとなっています。
そうすると、これは、男性にとって不可能な要求のように思われますが、イエスは、そこまで十戒を徹底させ、捕らえられた姦淫の現場の女の例のように、当時、ないがしろにされていた女性の立場を平等にとりもどし、主イエスは、根本的に、男女間の正しいあり方に解決の道を開かれたのです。
また、こう言われている。すなわち、妻を離縁する者は離縁状を渡せと。しかし、私は言う、不身持ちの理由以外で、妻を離縁する者は、妻に姦通を行わせるのであり、その女と結婚する者も、姦通の罪を犯すのであると。現在、私は、ニュウヨークで精神科医として活躍されているある先生のワークショップを、インターネットを通して、セッションを受けています。人類の10人のうち9人は、結婚するそうです。しかし、アメリカでは、離婚率が高くなっています。離婚した人の離婚率はさらに高くなります。
日本でも離婚は増えていますが、日本では家庭内離婚も多いとのことです。その先生は、インターネットを通じて、夫婦ないしは、親しいパートナーの二人と先生の3者で親近関係をよくすることを優先して、その後に自己と達成・仕事面の人生の三脚を改善するという心理療法を開発されています。
夫婦は、神との関係のようにどこまでもお互いに近づくことができるし、そうすべき関係にあります。夫婦もいずれかの死によって、終わりが来るし、その時には別れねばなりません。しかし、親近関係を改善・突破しながら、夫婦関係をよくし、あるいは、鬱や境界性人格障害といった症状を治療するというわけです。主イエスの時代、離婚は男の都合で簡単になされていました。それに対して、イエスは、根本的は離婚に対する神の思い、解決策を差し出されたのです。パウロも、自分が信者である場合、不信者の去って行くのは、認めても、相手がそうでなければ、離婚しないようにと勧めています。
最後に、あなた方は聞いている、偽って誓うなと、誓ったことは必ず果たせと。しかし、私は言う、まったくあなたは、誓ってはならない。天において、すなわち、天的世界でも、地においても、エルサレムへとも、あるいはあなたの頭に向けても誓ってはならないと言われるのです。
誓うことをしなくても、すむような誠実で、偽りのないまことのふるまい・生活ができるなら、偽って誓うこともなくなります。このように、主イエスは、預言者と律法を成就し、ファリサイ派や律法学者にまさる義のふるまい、正しい神との関係を実現し、神の国、神の愛にふさわしい生き方、主イエスと共に生きる生き方を、私たちに具体的に教えてくれているのであります。その道をご一緒に歩んで行きましょう。アーメン。





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2014/02/09(日) 10:30:01| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
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