津田沼教会 牧師のメッセージ
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「人間をとる漁師に」(ルカ5:1-11)
ルカ5:1-11、2013・01・27、顕現節第4主日(典礼色―緑―)
エレミヤ書1:9-12、コリントの信徒への手紙一12:12-26

ルカによる福音書5:1~11
 イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。そこでイエスは、そのうちの1そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。話し終ったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。シモンの仲間、ゼベダイの子ヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。


説教「人間をとる漁師に」ルカ5:1-11
 
特に大切な津田沼教会総会の本日、与えられている福音は、ルカ5:1-11であります。マルコ、マタイとは違って、ルカは、ペトロたちの召命を、湖辺で、4人の漁師たちに声をかけ、彼らはすぐに従ったという短い記事ではなく、5:1-11を通して、詳細に記しています。
今日の個所の少し前で、既にシモンのしゅうとめの病を癒し、今日の個所も、群衆が押し寄せ、水辺で危ないので、二そうの舟があったのをごらんになり、その一そう、ペトロの持ち舟に、少し沖へ漕ぎ出すように、お頼みになっています。
そして、この舟を、説教壇のようにして、舟に腰掛けて、神の言葉を聞きに来た群衆に、教えをたれているのであります。そして、いつしか、群衆は場面から散らされて消えていき、主は、シモンに深みへと漕ぎ出すように命じになるのであります。
シモンは、先生、私たちは一晩中漁を苦労してやりましたが、1匹も取れませんでした。ですが、あなたのお言葉ですから、網を降ろしてみましょうと答えると、おびただしい魚を彼らは取り囲んで、網はやぶれそうになるほどでありました。それで、仲間の者たちに合図して、助けに来てくれるように求めました。彼らが来て、二そうの舟はとれた魚で一杯となったのです。
それを見て、シモン・ペトロは、神の臨在を感じ、恐れと自分の無価値感におそわれ、主よ、私から離れてください。私は罪深い人間ですからと語るのであります。主は、恐れることはない。あなたは今から後、人間をとる漁師になる。これは、生きたまま、人間をすなどるという意味であります。他の一緒の者たちも恐れ、また、ゼベダイの子ヤコブもヨハネも同様でしたが、彼らは、二そうの舟を陸に引き上げ、すべてを後にして、主イエスに従ったのであります。
ここから、シモンは、新しい、人間をすなどるという人生の新たな段階に移るのであります。そして、このときから、主イエスに従う群れ、教会が生まれているのであります。親鸞は、弟子一人持たずそうろうといましたけれども、主イエスは、私たち一人ひとりを、主イエスの弟子として召しだし、用いると言われるのであります。新しい弟子たちの群れが、本日のシモンの召命から、そしてその仲間たちの召命から始まっているのであり、既にここから、教会が始まっているのであります。霊的な舟と霊的な網とを用いて私たちは、人を生かすようにすなどる使命を与えられており、新しい人間とされているのであります。
私たちは皆、主によってそれまでとは違う新たな段階に入れられている。そして、独りでも多くの人々をすなどることが、主イエスによって与えられ、派遣されているのであります。今後、津田沼教会が、宣教のわざをどこまで進めていくかが、一人一人に問われているのであります。私たちは「人間をとる漁師」として、残された人生を歩んで行く者であります。

人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、キリスト・イエスにあってあなた方にあるように。
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2013/01/27(日) 10:30:00| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
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