津田沼教会 牧師のメッセージ
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「マリアのエリサベト訪問」(ルカ1:39-45)
ルカ1:39-45、2012・12・23、待降節第4主日(典礼色―紫―聖餐式)、ミカ書5:1-4a、
ヘブライ人への手紙10:5-10

ルカによる福音書1:39-45
 そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ゼカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った。「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」



説教「マリアのエリサベト訪問」(ルカ1:39-45)
皆さん、クリスマス、おめでとうございます。本日は、待降節第4主日で、まだ、聖卓などの色は紫ですけれども、私たちは、この日を12月25日前の近い日曜日としてクリスマス主日としても、毎年祝うのであります。
本日与えられている記事はルカ1:39-45であります。先週の天使による受胎告知に続く記事であります。原文を見ますと、それらの日々に、マリアは、立ち上がって、親戚であったと伝えられますエリサベト―、すなわちザカリアの妻で、年老いて天使のお告げによって身ごもったヨセフの母を訪ねて、ユダの山里にある町へと急いで進んでいくのであります。
特にルカによる福音書は、旅をするイエスが描かれます。9:51からは、エルサレムで十字架に付くために、顔をこわばらせて、進み始める旅の途上での出来事や奇跡、み言葉がが記されていくのでありますが、本日の記事は、主イエスがマリアのおなかに宿っての人としての始めての旅であります。この後も、主イエスがなさった数々の旅の出来事が記されているのであります。
そして、私たちの人生も、また、旅の連続ではないでしょうか。今年の一年、皆さんにとって、どのような人生の旅だったでしょうか。
さて、ナザレからユダの山地にあったエリサベトの家までマリアの旅は、何日間かかかったことでしょう。そして、ザカリアの家に入ると、マリアは、エリサベトに挨拶するのであります。低い身分の者として、平凡は田舎娘であったであろうマリアは、エリサベトに呼びかけるのであります。
すると、エリサベトのおなかにいて、6ヶ月を過ぎていた後の洗礼者ヨハネはおなかの中で跳ねたのであります。受胎後6ヶ月もすれば、おなかの中で飛び跳ねるということは、十分ありえたことでありましょう。エリサベトも、マリアも、この世の中にあっては低いものとして、どちらかと言えば、ごく普通の平凡な者として歩んでいた二人であったでしょう。しかし、聖霊を通して、また、天使のお告げを受けて、二人は、子を宿すのであります。
エリサベトは、マリアの挨拶を受けて、子が飛び跳ねた後、聖霊に満たされて、大きな叫び声でもって叫ぶのであります。「あなたは、女たちの中で祝福されています。そして、あなたのその胎内の子、実も、祝福されています。そして、私の主のお母さんが、私に向かってやってくるとは、私でもって、どこからあるのでしょう」と語るのであります。この女たちの中で祝福されていますという言葉は、女たちの中で最も祝福されているという意味であります。
さらに、「なぜなら、見よ、あなたの挨拶の声が私の両耳に成ったとき、私の胎内の赤子は、歓喜に満ちてはねたからです。そして、主から彼女にしゃべられたことどもをもって、完成、成就があるであろうと信じた方は幸いです」とエリサベトはずっと年下のマリアに語りかけたのであります。
歴史の中に、貧しいおとめと、年老いた不妊であった、この世の目から見れば、低き者であった二人を通して、救い主、み子の到来が確認され、二人は喜び合ったのであります。このアドベントの喜びのメッセージを、本日、私たちは改めて聞くのであります。この後、マリアは、マグニフィカート、マリアの賛歌を歌い上げるのであります。
旧約聖書の時代から待たれていた真のメシア王の到来を、私たちはここに見出すのであります。やがて、二人は、洗礼者ヨハネと、主イエスとして、私たちの前に登場するのであります。
教会暦での新年を、このような素晴らしい、しかし、山里のわびしい小さな町で起こった二人の出会いを、私たちも信じて喜び祝おうではありませんか。私たち、罪人のために、ついには、十字架におつきになって、救いを完成される方が、この地上に宿った日々を感謝しながら、新たな気持ちで、新年を祝いましょう。そしてこれから、ルカ福音書と共に、今年一年を、人生の旅として、新たに、歩み始めたいものであります。アーメン。




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2012/12/23(日) 10:30:00| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
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