津田沼教会 牧師のメッセージ
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「私が与える安らぎ」(マタイ11:25~30)
マタイ11:25-30、2008・07・27、聖霊降臨後第11主日(典礼色―緑―)
イザヤ書40:26-31、ローマの信徒への手紙7:15-25

マタイによる福音書11:25~30
 そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかには、父を知る者はいません。疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしのくびきを負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」



説教「私が与える安らぎ」(マタイ11:25~30)

 「まさにその時、主イエスはこう言われた」と、本日の福音の記事は始まっています。すなわち、「天地の主なる父よ、あなたをほめたたえます。なぜならば、これらのことを、知恵ある者たちや賢い者たちから隠され、幼子のような者たちにそれらを啓示されたからです」と。多くの町々が、主イエスと使徒たちに聞かず、悔い改めなかったときに、主は感謝の祈りを、父にささげているのです。
 本日の記事は、前半の父なる神に向かっての祈り、11:25-27、と後半の人間たちに向かっての招きの言葉、11:28-30の二つの部分から成っています。そして、本日のこの記事の部分は、マタイ福音書の要約のなかの要約とも言われています。ちなみに、この個所は、ルターが、アイスレーベンに赴き、貴族たちの和解の仲介の労をとった後、死の数日前に最後に礼拝説教をした個所でもあります。
 本日の主イエスの言葉は、マタイが、主イエスを、新しいモーセとして捉えている部分であり、しかも、はるかにより偉大なモーセとして、主イエスを表している部分でもあります。
 主イエスにおいて、天の国、神の支配が到来していることを、この世の賢い者たち、知恵ある者たちは、必ずしも理解しませんでした。それは、現代でも、また、現代の日本でも同じことがいえるでありましょう。かえって、幼い者たちのような、ガリラヤの漁師であったような無学な者たちに、父なる神は、その神的秘密を、啓示されるのであります。「このように、父よ、御好意は、あなたの前に成りました」と主はいわれます。そして、すべてのことどもは私にゆだねられており、父以外に息子を知る者はなく、息子と息子が啓示しようと欲する者以外に父を知る者はありませんと祈られました。旧約では、モーセに神が顔と顔を合わせるようにして語られましたが、新約聖書においては、主イエスに対して、すべての啓示が神によって与えられているのであります。
 それから、主イエスは、今度は人間に向かって語られます。すべての疲れている者、重荷を負っている者は私に向かってやって来なさい。私が休ませてあげよう。それは、すべての、罪によって疲れている者たち、そしてすべて罪という重荷を負っているものは、私に向かってやってくるようにという招きの言葉であります。私たちは、主イエスのもとに、やってこない限り、罪の疲れ、罪という重荷から解放されないのであります。
 あなた方に向かって私のくびきを担いなさい、そして、私から学びなさい、すなわち、私が柔和であり、心で持って低い者であることを学びなさいとも訳すことができます。そうすれば、あなた方自身に安らぎをあなた方は見出すであろうと言われます。なぜならば、私のくびきは負いやすく、私の荷は軽いからであると言われます。
 モーセは、旧約聖書で最も柔和な人と言われていますが、イエスは、更に優れた、新しいモーセとして、十字架の死に至るまで父のみ旨に従順で、モーセよりもはるかに柔和で謙遜なお方であります。
 ルターは、死を前にして、自分は、神のみ言葉の哀れな乞食にすぎないと告白しました。
 私たち、すべての人間は、主イエスのところに赴かない限り、罪の縄目から解き放たれて、安らぎを得ることはできないのであります。多くの弱点や課題を、私たちはそれぞれ持っていますが、主イエスのところに行くことにより、主イエスがそれを代わって、あるいは共に担って歩んでくださるのであります。私たちも、主イエスのもとに、幼子のよう信頼して、すべてをゆだね、律法の裁きに代わる真の安息を得たいものであります。
                                  アーメン
 




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2008/07/27(日) 10:30:00| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
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