津田沼教会 牧師のメッセージ
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「わが救い主を喜ぶ」(ルカ1:46~55)
ルカ1:46-55、2007・12・23、待降節第4主日(典礼色―紫―)
サムエル記上2:1-10、ローマの信徒への手紙2:17-29

ルカによる福音書1:46~55
 そこで、マリアは言った。
「わたしの魂は主をあがめ、
 わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
 身分の低い、この主のはしためにも
    目を留めてくださったからです。
 今から後、いつの世の人も
    わたしを幸いな者と言うでしょう、
 力ある方が、
    わたしに偉大なことをなさいましたから。
 その御名は尊く、
 その憐れみは代々に限りなく、
 主を畏れる者に及びます。
 主はその腕で力を振るい、
 思い上がる者を打ち散らし、
 権力ある者をその座から引き降ろし、
 身分の低い者を高く上げ、
 飢えた人を良い物で満たし、
 富める者を空腹のまま追い返されます。
 その僕イスラエルを受け入れて、
 憐れみをお忘れになりません、
 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、
 アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」



説教「わが救い主を喜ぶ」(ルカ1:46~55)

本日は待降節第4主日となり、本日与えられている福音は、ルカ1:46-55であります。エリサベトをユダの山里に訪ね、エリサベトは高らかにマリアをほめたたえたのであります。それに対して、マリアは、ただただ神をほめたたえるのであります。このマグニフィカートとも呼ばれる賛歌は、エリサベトが歌ったのではないかとする学者や後代の写本もあります。
しかし、これは、神の母となるマリアにしか歌えない内容であります。マリアはむしろ信仰を告白しているのであります。「私の魂は主をあがめる。私の霊は救い主である神を喜んだ、あるいは、喜びたたえる、とまず、言います。」私がではなく、私自身の中心において、主を拡大する、救い主を喜ぶというのであります。神は、神の母となる娘をエルサレムに住むカヤパやアンナスのような最高法院の大祭司の娘から選ぶことも出来たはずであります。しかし、神は、ナザレに住む田舎娘のマリアを顧みたもうたのであります。
マリアは、主のはしためを顧みてくださったことを感謝しているのであります。普通なら、選ばれた自分を自慢しても良いところですが、マリアはただただ、神が自分を選ばれたその顧みを感謝し、神にのみ栄光を帰しているのであります。そして、なぜなら、今から後の世代は私を幸いなもの、祝福されたものと呼ぶでしょうからと言います。
そして、次第に自分についてなされたことから、イスラエルの民に対して、神のなさったみわざをほめたたえていくのであります。
自分の善行や功績を一切誇ることをせず、ただ、神が低き自分を通して、新しい時代を創り始められたことを感謝するのであります。
 そして神は、「力であり、聖であり、憐れみの方であること」を、マリアは自分が神を喜ぶ理由としているのであります。神を恐れる人に、すなわち敬虔な人に神は世々にわたって憐れみを忘れられないのであります。力ある方がそのような歴史の中で私に大きなことどもをなさったとマリアは宣言します。
 それから、イスラエルの神が自分の民にこれまでになさった力あるみわざをほめたたえるのであります。彼は彼の腕において力あるわざをなさった。イスラエルの民を主は出エジプトなどを通して救われました。そして、神は、心の思いすなわち企ての傲慢な者、自慢する者を追い散らされます。神は歴史の中で登場する支配者を、神のみ心にかなわなければ、その王座どもから引き降ろされるのであります。そして、イスラエルの最初の王、サウルに代えてダビデのように低い者を引き上げることがおできになるのであります。
そして、飢えた者たちをあらゆるよきもので満たし、富んでいる者たちをむなしい手で、空腹のままに追い払われます。そして、神はご自分のしもべイスラエルを助けました。憐れみを忘れることなく、ちょうど、彼らの父祖たちに約束されたように、アブラハムとその子孫に対して憐れみを思い起こされるのであります。
 クリスマスを迎えようとしています今日、私たちもまた、マリアのように、自分の業績や善行を誇ることなく、ただ、神の顧みのみをほめたたえ、神を畏れて、その憐れみを受けることが出来るように、主イエスによってもたらされる新しい救いの時代を新たに生きていきましょう。アーメン。
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2007/12/23(日) 10:30:01| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
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