津田沼教会 牧師のメッセージ
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「すべての罪を贖われる主」(マタイ1:18~23)
マタイ1:18-23、2007・12・16、待降節第3主日(典礼色―紫―)
イザヤ書7:10-14、ローマの信徒への手紙1:1-7

マタイ1:18~23
 イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
 その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。


「すべての罪を贖われる主」(マタイ1:18~23)

 主イエスのご降誕を待ち備えるアドベントの第3主日に、マタイ1:18-23の処女懐胎の記事が与えられていることは、まことにふさわしいことであります。
 本日の記事を今一度思い起こしてみましょう。主イエスの誕生の次第はこうであったと、本日の記事は始まっています。この「誕生の次第」とは、主イエスの「起源は」こうであったとも訳せます。1:1のイエス・キリストの「系図」という言葉も同じ言葉であります。
 さて、ヨセフと婚約をしていたマリアが聖霊によって身ごもっていることが、二人が結婚し一緒になる前に明らかとなったのであります。本来なら、これは、律法の重大な違反であり、マリアは姦淫したものとして、石打ちの刑に当たるものでありました。ヨセフは律法を守る正しい人であったので、公のさらしものにすることを欲せず、ひそかに、うちうちで、彼女を離縁しようとしたのであります。ところが、彼があれこれ思案し、思い戸惑っているときに、主の使者が夢に現れて、ダビデの子ヨセフよ、恐れずに彼女を妻として受け入れよ、彼女の妊娠は聖霊によるものだからだとのみ告げを受けたのであります。
 マタイ福音書においてはヨセフは、能動的に、神の命令に従うのであります。それに対しルカ福音書では、マリアは受動的にふるまうのであります。マタイでは、ヨセフは、神の命令に従順に、しかも積極的に動くのであります。マタイは、私たちが神の命令に、口先だけではなく、行動によって従うようにと教えるのであります。口先だけで「主よ、主よ」という者が天の国に入るのではなく、神の命令に従順に従い、行う者がみ国へと入れられるのであります。
 さて、ヨセフは起きて、その通りにし、言われた通りに名前をイエスと名づけるのであります。これは、旧約聖書に出てくるヨシュアという名前と同じで、「主は救い」という意味であります。そして、マタイは、イザヤ7:14を引用して、乙女が身ごもって男の子を生むという預言が実現するためであったと言い、インマヌエル、訳せば、神がわれわれと共にいるという預言が実現したと言うのであります。
ヌンの子ヨシュアは、モーセの出エジプトのとき、彼の後継者として周りの敵からイスラエルの民を守って、約束の地へと導きました。
 それに対して、イエスは、ダビデの家につながる者として、ヨセフの子として生まれ、、彼の民をそのすべての罪からあがなうメシア、救い主となられるのであります。
 神が超自然的な奇跡的な受胎という方法をとって救い主を、私たちに与えられるのであります。そして、そのようにして生まれる主イエスは、人間ヨセフの子であると共に、神の子であるのであります。
 私たちは、このようにして、人の欲によらず、神の直接的な介入によってお生まれになる主イエスを信じるのであります。伝説によれば、モーセも処女懐胎によって生まれたとも言われますが、主イエスは、モーセを上回る救い主として乙女マリアから生まれたのであります。そして、私たちは、次週12月23日(日)を待降節第4主日をクリスマス主日としても祝い、翌日12月24日(月)の夜にクリスマスイブに主イエスの誕生を祝うのであります。私たちのすべての罪の贖い主を心から待ち望みたいものであります。アーメン。

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2007/12/16(日) 10:30:01| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)
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