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津田沼教会 牧師のメッセージ
「救い主の星に導かれて」(マタイ2:1-12)
マタイ2:1-12、2013・01・06、顕現日(典礼色―白―聖餐式)、イザヤ書60:1-6、エフェソの信徒への手紙3:1-12

マタイによる福音書2:1-12
 イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」これを聞いてエルサレムの人々も皆、同様であった。王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、
 お前はユダの指導者たちの中で
 決していちばん小さいものではない。
 お前から指導者が現れ、
 わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」
 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。






説教「救い主の星に導かれて」(マタイ2:1-12)

皆さん、新年明けましておめでとうございます。昨年の12月24日夕方から始まったクリスマスも今日まででおしまいであります。そして、そのクリスマスの終わる日は、いつも、顕現主日として、福音はマタイ2:1-12が与えられています。今年は、初めての日曜日が顕現主日となっています。昔から、3人の博士たちの来訪として、特に、ヨーロッパの教会では大切にされてきた個所であります。
3人というのは、彼らの差し出した宝箱からの贈り物が金、乳香、没薬であったからでありまして、後には、この3人は、王であったというふうに伝説となって、伝えられてきました。そして、ルターや、初代教父たちは、その3つの贈り物は、この生まれた子、メシアが、王であり、神であり、また、受難と死を表わしているものだと解釈しました。これらは、アラビアや中近東の特産でありますが、ルターたちが先のように、解したのも、故あることだと思います。
皆さんは、このお正月どのように過ごされたことでしょうか。私も、元旦礼拝が終わった後、松山にいる母を訪ねて帰って来ましたが、兄や妹にも会い、身内にもあって、改めて、キリスト教を伝えることの困難さを味わって戻ってきました。今日の個所を思い起こしてみましょう。
ヘロデ王の日々に、東方から占星術の学者たちが、エルサレムへと到着した。そして、ユダヤ人たちの王としてお生まれになった方はどこにいますか。私たちはその方の星が昇るのを見て、拝むために来たからですと尋ねます。ヘロデも、全エルサレムもそれを聞いてうろたえたというのです。そして、民の全祭司長たちや律法学者たちを呼んで、どこで、メシア、ユダヤの王が生まれることになっているのかとヘロデは問いただします。ヘロデにとっては、自分がユダヤ人の王であるのに、別なユダヤ人の王が生まれたと聞いては、うろたえるしかないのであります。
民の全指導者たちは、旧約の中から引用して答えますが、自らそこに赴こうとはしないのであります。彼らは、それは、ユダヤのベツレヘムです。預言者を通して書かれている通りです。すなわち、ユダのベツレヘムよ、お前は、ユダの君たちの中で、決して、一番小さいものではない。お前から、指導者が出て、イスラエルの民を牧するであろうと、書かれていますといいます。また、ヘロデは、占星術の学者たちをひそかに呼んで、その方の星はいつ輝いたかと聞き、それを彼らから確かめて、ベツレヘムへと行かせ、見つけたらすぐに、私のところに報告してくれと言って送り出します。
占星術の学者たちは、それを、聞き流して、出て行くと、見えなくなっていた主の星が導き、その子のいる真上で止まります。そして、非常に大きな喜びを喜んだというのです。そして、彼らは、宝物から、金、乳香、没薬を差し出して、拝んだ後、渡します。そして、夢で、ヘロデの元へ帰るなとお告げがあったので、別の道を通って彼らの国へと立ち去ったのであります。私たちは、主の救いの星に導かれて、主の導きを信じてこの一年を歩んでいきたいものであります。アーメン。

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2013/01/06(日) 10:30:00| 未分類| トラックバック(-) コメント(-)